「ヒトラーそっくりな口ひげ模様があるから」という理由で虐待を受けた猫が左目を失う瀕死の重傷 / ネットユーザーから多くの同情の声が!
「毛模様がハート型でかわいい!」と話題になった猫がいるが、人間が生まれつきの容姿を選べないように猫も毛模様は選べない。かわいらしい模様なら問題ないが、ある猫が「ヒトラーのような口ひげ模様があるがため」に虐待され瀕死の重傷を負い、ネットユーザーから多くの同情の声が寄せられているのである。
・ヒトラーに似ている猫
イギリス在住のカースティー・スパロウさんの飼い猫バズは、鼻の下にドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーのような口ひげ模様があり、頭は髪の毛のよう
に見える黒い毛で覆われている。独特な毛模様を持つため、バズは度々ヒトラーを連想させると言われてきたという。そしてある週末、散歩に出かけたバズが家
に帰って来なかったため、カースティーさんは嫌な予感に襲われた。
・瀕死の重傷を負わされたバズ
行方不明になったバズの身を案じた彼女は、Facebook
に写真を掲載し、「口ひげ模様がある猫を見つけたら連絡を下さい」とメッセージを添えて投稿。数日後、隣人がゴミ箱の中で瀕死の重傷を負っているバズを発
見し、すぐにカースティーさんはバズを連れて動物病院へと走った。しかし左目がひどく損傷していたため、左目を取り除く手術を受けることになってしまった
のだ。
・虐待された理由はヒトラーに似ているから
獣医から “目とあばら以外の場所に怪我がなかったことから、車に跳ねられたとは考えにくく蹴られた可能性が高い” と言われた彼女は、バズがひどい虐待を受けた理由は、ヒトラーに似ているからだと信じて疑わない。
「多くの人にバズはヒトラーに似ていると言われました。でもバズはとても大人しくて優しい子なんです。罪のない動物に、こんなひどい虐待をする人がいるなんて信じられない」と語る彼女は、バズが発見された時泣き崩れてしまったそうだ。
・事件の再発を恐れる飼い主
バズの怪我は順調に回復中だが、カースティーさんは獣医から “当分の間は外に出さないように” と忠告を受けた。彼女もヒトラーを彷彿とさせるバズが再び襲われることを恐れて、もう外には出したくないとのこと。現在、警察が事件を捜査中で目撃情報を募っている。
・ネットユーザーからの同情の声
残酷な目に遭ってしまったバズに対して、ネットユーザーから多くの同情の声が挙がっているので、いくつか紹介しよう。
「猫が好んで独裁者のような見た目になったわけじゃないのに……」
「何て可哀想なの! こんなひどいことができる人がいるなんて信じられない!」
「早くバズが回復することを祈っているわ。ヒトラーと言うよりチャーリー・チャップリンに似てると思う」
多くの人が、悲惨な虐待を受けてしまったバズのニュースに心を痛めている。
バズがヒトラーに似ているかどうかにかかわらず、動物にこんなひどい虐待を行う人がいるとは本当に悲しいことだ。バズが少しでも早く回復して、二度と残虐行為に遭わないよう願うばかりである。
参照元:YouTube、Mail Online(英語)
執筆:Nekolas
▼飼い主カースティーさんと一緒のバズ
▼怪我を負う前のバズ
▼怪我を負ったあとのバズ